ハーレー購入後のカスタム&メンテナンス

フロントフォークは形状によって注意しよう

ハーレー

ハーレーダビッドソンのフロントフォークメンテナンスは注意が必要です。形状によって必要な工具や方法が様々なだからです。現在搭載されているフロントフォークは主に三種類あります。まずは正立フォークと呼ばれるもの。

フォークの下部分、アウターチューブと呼ばれる部分が太くなっているものです。この形状が一番主流で多くの車種に搭載されています。そして、アウターチューブが上部に装着されている、倒立フォークと呼ばれるタイプもあります。

このタイプは正立フォークよりも複雑な構造をしており、整備やメンテナンスを行うのに手間がかかってしまう反面、ステアリングのブレを抑えることができるため、レース車両など高速で走行する車両に主として起用されています。

そして、ガーターフォークと呼ばれるもの。スプリンガーとも呼ばれますが、前述の2タイプとは違い、ショック吸収構造が全てスプリングで構成されており、構成部品がむき出しの状態のフォークです。

ハーレーダビッドソンをはじめとするクルーザータイプの車両に搭載されており、性能面としてよりもカスタム思考の強いタイプです。このようにフロントフォークだけでも多くの種類があり、メンテナンスもそれぞれのタイプに合わせて適切に行うことが重要です。